白泉寺近くの石仏
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
我孫子市岡発戸地区から。
周辺スポットということで、
白泉寺近くの石仏。
新四国相馬霊場八十八ヶ所22番の白泉寺から、
自転車で10秒もかからない民家の先のブロック塀に囲まれたところにある。
この場所は注意していないと、
自転車でも意外に見落としてしまうかもしれないが見落としたくはない。
10基以上、
あれこれ密集して2列に並んでいるんだけれど墓碑も一緒にある。
6基の石仏
なので墓碑以外を見ていくと、
先ず前列の真ん中にあるのが元禄二年(1689年)の地蔵尊。
正面舟形向背に、
梵字のカがあるからその主尊の天華地蔵なんだろう。
前列右から2番目は、
馬という文字が見えるので馬口印を結んだ馬頭観音だろう。
後列左端は、
明和元年(1764年)の如意輪観音十七夜塔。
真ん中にある背の高い丸彫り地蔵は、
正徳元年(1711年)のもの。
その横に並ぶ如意輪観音像は、
延宝五年(1677年)の如意輪観音十九夜塔。
そのお隣は、
元禄六年(1693年)の如意輪観音十九夜塔。
何気に元禄時代のものが3基もあるわけで、
侮れないのだ。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリングは、
我孫子市岡発戸地区。
新四国相馬霊場八十八ヶ所22番の白泉寺からなら、
自転車で10秒もかからないところにある石仏群。
10基以上石仏がブロック塀の中に2列で密集しているが、
墓碑も多い。
そこに如意輪観音十九・二十三夜塔などが、
混在している。
実は1度見落として気付かずスルーしてしまったのだが、
たまたま違う日にこの存在を見つけたのだ。
スルーしないように、
要注意。
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