布施地区 八坂神社
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
柏市布施地区から。
札所ではなくて、
周辺スポットということで布施 八坂神社。
概要
江戸時代までは八坂神社の御祭神・素戔鳴尊は、
インド祇園精舎の守護神である牛頭天王と同一視されてきた。
享保二十年(1735年)に布施村疫病流行につき祈祷のため牛頭天王を崇めるとあるようで、
この頃の創建ではないかという。
道標
前回の善照寺の前の十字路には、
2基の道標がある。
読めそうで読めないその道標のある十字路を右に進んでいくと、
左手に八坂神社がある。
境内
ただの広場と思って通り過ぎそうになるが、
奥の方を見ると社殿?が見える。
中を覗かせて頂くと、
こんな感じ。
左奥には、
神輿蔵。
こちらの中は、
こんな感じ。
どちらも神輿がなかになるだけだが、
この神輿が活躍する場が今もあるのかどうか?はわからない。
石造物
社殿?裏には、
無縫塔などが祀られている一画がある。
その中から、
1番左が元禄十六年(1703年)如意輪観音。
真ん中が元禄四年(1691年)、
石佛一躰六斎日供養塔。
右が元禄二年(1689年)、
六臂合掌青面金剛塔。
左が宝永六年(1709年)三猿庚申塔で、
右が寛政六年(1794年)文字青面金剛塔。
左が天明元年(1781年)文字青面金剛塔、
右が元禄十一年(1698年)三猿庚申塔。
他には、
天神宮の石祠。
文久二年(1862年)と大正五年(1916年)、
不明の石祠。
あとは、
手水鉢くらいか。
とはいえ、
意外に古いものも良く残っているのでやはり見ておきたいところだ。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
柏市布施地区から。
札所ではなくて、
周辺スポットということで布施 八坂神社。
そんなに石造物が多いわけでもないが、
元禄二年(1689年)の六臂合掌青面金剛塔に始まって結構古いものが良い感じで残っている。
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