布施地区 布施弁天周辺
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
柏市布施地区から。
68番札所、
布施弁天の周辺。
とはいっても、
そもそもこの一帯はある意味布施弁天の敷地内になるのかな?
道標
布施 薬師堂から布施弁天に向かう途中に、
新四國大師道道標。
隣には、
丸い穴のある石塔。
多分土地を寄進した芳名塔だろうと思ったら、
やはりそうだった。
三十坪ずつ、
寄進した方のお名前が彫られている。
進んでいくと、
布施弁天 紅竜山松光院東海寺の正面。
妙見大菩薩
道を挟んだ向かいの駐車場脇に、
小高い丘がある。
そこにあるのが、
以前は布施 八坂神社にあった妙見大菩薩。
平成二十二年(2010年)に、
こちらに移転してきたらしい。
説明板があるので、
読んでみる。
妙見大菩薩は夜空に煌めく北斗七星を含む北極星の神様仏様の有り難い御化身です
妙見大菩薩 説明板1
その御姿は北方位を護る玄武という
亀と龍が合わさった神獣に乗り、
北斗七星剣を御持ち物とされております
その名のとおり
世の総てを見通し
弁天様をおりする
仏様であります
妙見大菩薩は菩薩の中の菩薩といわれ
その御利益は計り知れないものがあると古来よりつたえられております
この亀山の北斗妙見堂の横に
その有り難い御利益に関するご説明がございますのでぜひご覧下さい
―真澄の空の北の果て天帝大一布施妙見大菩薩―
同じ内容かと思っていたら、
違っていたらしいもう1つの説明板はこちら。
妙見大菩薩は夜空に煌めく北斗七星を含む北極星の神様仏様の有り難い御化身です
妙見大菩薩 説明板1
古代 灯りのない漆黒の夜の移動に於いて
北極星は唯一の方位を知る手段でした
方位を知ることにより
安全な方向
最短距離が始めて解り
時空間の観念の大元となりました
これが妙見信仰の始まりといわれています
天の太陽も月をも北極星たる妙見大菩薩を中心に動いているといわれ
妙見大菩薩の功徳と霊験は古来より人々の間に身近に大切にされてきました
その御利益は宇宙の根本から妙なる霊験の総てを見通しておられる事から
見ること
見られること
目の病等に計り知れない守護があると伝えられております
さてその妙見大菩薩は丘の上にあるのだが、
途中に鳥獣供養塔があったりする。
ここにも寄進芳名塔があって、
林二百坪と林千坪の寄進。
崩壊してしまっているのは、
天保三年(1832年)や十年(1839年)とあるが何だったんだろう?
あとは、
寛政二年(1790年)?の手水鉢。
小高い山の頂には、
朱色がまだ鮮やかな妙見堂がある。
妙見菩薩とある扁額も、
まだきれいなものだ。
中には、
色鮮やかな妙見菩薩が安置されている。
お堂の手前左には、
嘉永七年(1854年)二十三夜文字塔。
右は、
享保十年(1725年)勢至菩薩二十三夜塔。
これらも、
元々は八坂神社に同じように置かれていたようだ。
布施弁天脇参道を下りた横の石造物
布施弁天脇参道を下りた横に、
覆屋がある。
そこには、
石造物。
狛犬の片方とか
宝塔の相輪?などが置かれている。
おまけ あけぼの山農業公園の梅の花
おまけで、
ちょうど訪れた時に咲いていたあけぼの山農業公園の梅の花を。
これを見るのが季節外れだったとしても、
キレイなものはやはりキレイでいつみても良いのだ。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
柏市布施地区から。
布施地区に4つある札所の1つ、
布施 布施弁天 68番の周辺とはいっても敷地内なのかもしれないけど。
新四國大師堂道標だったり、
布施 八坂神社から移転してきた妙見大菩薩だったり。
そしておまけということで、
ちょうど訪れた時に咲いていたあけぼの山農業公園の梅の花を。
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