布佐地区 愛宕神社
さて、
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング。
今回は、
我孫子市布佐地区から周辺スポットということで布佐 愛宕神社。
概要
利根町にある蛟蝄神社と由縁があるといい、
大宝3年(703年)創建と伝えられる。
火防の神といわれ、
竹内神社の元宮。
扁額は、
愛宕と八坂が並列である。
鳥居脇の庚申塔
昭和二年(1927年)の神明型の鳥居には、
扁額はない。
この鳥居の右の方に、
庚申塔などが9基ほどある。
先ず1番左が、
嘉永五年(1852年)文字庚申塔。
次が、
文化二年(1805年)観音経供養塔。
その隣が、
明治十四年(1881年)馬頭観音塔。
そして、
年紀も内容も不明の石祠。
左から、
文化三年(1806年)馬頭観音塔。
文政十三年(1830年)文字庚申塔に、
文化三年(1806年)百観音巡拝塔。
更に、
嘉永二年(1849年)普門品塔に弘化五年(1848年)文字庚申塔。
境内石造物
鳥居先の石段を上がると、
2基の石祠。
右が、
元文三年(1738年)疱瘡神石祠。
左が、
文政十三年(1830年)子安大明神石祠。
狛犬は、
昭和五十六年(1981年)のもの。
あとは、
社寺関係碑が3基並んでいる。
右から昭和二年(1927年)、
社殿改築記念碑。
昭和五十六年(1981年)のものが2つで、
愛宕八坂神社拝殿幣殿再建 竹内神社受付所増築記念碑と拝殿幣殿改築追加記念碑。
社殿裏には、
弘化二年(1845年)石尊大権現石祠。
基礎石には、
石尊講とある。
大天狗子天狗、
と刻まれている。
愛宕神社近くの石造物
愛宕神社近くの共同墓地にも、
石造物。
入口の六地蔵は全部が同時期のものかどうかはわからないが、
元文四年(1739年)と読めるものがあった。
その脇には、
寛政六年(1794年)と文化三年(1806年)の如意輪観音十九夜塔。
あとは、
寛延四年(1751年)の如意輪観音十九夜塔。
先に進むと、
固まっていろいろある。
左端は、
天明七年(1787年)大乗妙典日本廻國塔。
その横にあるのは、
當所霊場十六番地蔵尊とある札所塔か。
左奥には、
明治十四年(1881年)の馬頭観世音塔か。
その横には、
寛政九年(1797年)馬頭観音塔。
更に横には、
元禄十三年(1700年)百堂念仏塔。
奥に見えるのが、
文化九年(1812年)如意輪観音十九夜塔。
更に、
寛政七年(1795年)如意輪観音十九夜塔などなど。
というわけで…
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリング、
今回は我孫子市布佐地区。
新四国相馬霊場八十八ヶ所21番と37番の札所 布佐 勝蔵寺や、
24番 布佐 延命寺からすぐのところにある布佐 愛宕神社でした。
神社境内以外にも、
周辺には意外に充実した石造物があっていろいろ見どころが多い。
今回載せていないものも、
まだまだいろいろあるかもしれない。
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