千葉県白井市北部の今井地区には、
『金山落し』と呼ばれる水路がある。
この水路は江戸時代に度重なる手賀沼の氾濫に対して、
享保12年(1727)に灌漑用水路として名内川を整備したものだ。
この護岸工事がされていない昔ながらの川の両側には、
2kmに渡って280本もの桜が植えられており桜の名所となっている。
これは昭和35年に地域の景観を保つ目的で、
ソメイヨシノと八重桜を150本ほど植えたのが始まり。
行った時は桜が散り始めていたが、
花びらが舞い落ちる景色もなかなか良かった。
川の水面に浮かぶ花びらも、
風情がありこれがまた良いのだ。
交通の便は良くないので人もそんなに多くないし、
売店があるわけでもなくトイレや駐車場もない。
まわりは田んぼだし、
田舎の昔から変わらない風景という感じはやはり心が癒される。
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