
神社とセットの香取神社古墳群

水神山古墳から住宅街をほんの少し走ると、香取神社に到着する。ここにも古墳がある。
台地の下にある手賀沼ふれあいラインからだと急な階段を上って行くことになるので、高低差の殆どない住宅街を抜ける行き方がお勧めだ。
香取神社

ただ、どうせここを訪れるのなら、階段を上って行く方が楽しいかもしれない。道路の脇にに過ごしてしまいそうな入口がある。
昔はここにも鳥居があったのだろうか?今は『香取神社』と書かれた新しい石柱があるだけだ。

階段の脇にあるかなり立派なイチョウの木が目を引く。これだけの大きさなら結構な樹齢のような気もするが特に何も書かれていない。
上ると、左手に手水舎があり、両脇には狛犬。石の鳥居を抜けると、かつて灯籠があった跡がある。上の部分がなくなっているのだ。地震の際に崩壊したのかもしれない。

参道の両側にはずらりと百庚申が並んでいる。

文字庚申が殆どだが、その間に青面金剛塔像搭が時々置かれている。見た限り、天保十五年(1844年)あたりが1番古いのかな。

他にももっと古い像塔があちこちにあり、見ていくと意外に楽しい。

そして、その先には朱色の比較的新しい社殿がある。
参道遠挟んで二つの古墳

それで古墳は?というと、参道を挟んで両脇に円墳が確認できる。
ただ、ここまでの前原古墳や水神山古墳のような説明パネルはなく、前回のパネルに『前期古墳?』と曖昧に書かれているだけなので詳細はわからない。
社殿に向かって左手のものは1号墳で多分直径25メートルくらいの円墳だ。右手のものはもう少し小さい。

ただ、フェンスの先が小さな公園になっていて、ここにも方墳らしきものがある。もしかして前方後円墳なのでは?と思ったのだがどうなのだろう?

あとは、すぐ近くに小さな祠が、いかにも円墳の上にあるかのような場所がある。ただこれは古墳でもなんでもないようだ。
というわけで…
神社と古墳のお得なセットの香取神社古墳群。
前原古墳と水神山古墳とすぐに回ることかができるオススメコースです。
ただ古墳を巡るのではなく、公園とセットだったり、庭先のようなシチュエーションだったり、神社とセットだったりと、なかなか面白かった古墳巡りポタでした。
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