森の美術館で森かずお写真展~ありのままの一瞬~を見てきた

森の美術館

森の美術館

森の美術館

手賀沼に注ぐ川の1つに、
『大堀川』という小さな川がある。

大堀川

小さな川とは言っても、
一級河川なのだ。

大堀川

ここも人と自転車専用の遊歩道が続いていて、
大堀川水辺公園あたりで遊歩道から離れてすぐに流山おおたかの森駅がある。

そこからしばらく進んだ森の中に、
小さな美術館があるのだ。

美術館の名前は『森の美術館』、
訪れた時は『森かずお写真展~ありのままの一瞬~』の後期が開催されていた。

森かずお写真展

森の美術館

森かずおさんは、
手賀沼を50年余り撮り続けてきた写真家。

柏市に生まれ、
沼南の歴史・文化・人々の暮らしを撮り続けた方だ。

残念なことに、
2019年に突然他界。

多くの現像されていないフィルムが残されたようで、
この美術館がそんな写真資料を預かり展示している。

デジタルではなく、
35ミリフィルムや大判フィルムで撮影していたんだね。

切り取られた対象は、
どれも味があるステキなものだ。

この美術館は基本的に電話による事前予約が必要なのだが、
入館者数が少ない時は優しく招き入れていただける。

コンクリート打ちっぱなしの四角い建物の中央に入口があって、
ドアを開けると展示会ポスターときれいなお花。

右に受付があって、
その先は喫茶スペースのようになっている。

森の美術館

展示室はその先になるが、
入口のところに最初の作品と共にカメラなどが展示されている。

森の美術館

中に入ると大して広くはないが、
そこに森かずおさんの作品が並んでいる。

森の美術館

どれもしばらく見続けてしまうようなものばかりで、
数はそんなに多くはないがとても見応えがある。

森の美術館

展示室の縦に切られた窓からは外の光が入ってきており、
その光がまた良い感じだ。

森の美術館

部屋の中央には生前使用していたカメラ、
最初にカメラを手にした頃に撮ったという藁葺屋根の建物が収められたアルバムなども。

森の美術館

一通り見て、
写真撮影OKだったので少し撮らせていただく。

森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館

以前は喫茶室のような場所で、
飲み物を出していたらしいがこういうご時世なのでミネラルウォーターを1本いただく。

森の美術館

テーブルの上に森かずおさんの写真が沢山は言った小さな箱があって、
横に気持ちのお金を入れるといただけるようになっている。

森の美術館

集まったお金は、
未だ現像されていないフィルムの現像代にするそうだ。

せっかくなので、
1枚だけいただいた。

こういう集め方も良いけど、
クラウドファンディングとか使うのもありだと思う。

森の美術館

あと絵葉書も、
1枚いただいた。

森かずお写真展野外展示

森の美術館

さて、
展示は外の竹林でも行われている。

森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館
森の美術館

芝生の広場の先に、
天気が良い日だけ展示されるらしい。

森の美術館
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森の美術館
森の美術館

この展示方法、
とても良いなと思う。

地域の伝統行事の大師講の人々を写したものなのだが、
竹林の中で見るのは室内で見るのとはまた違った趣がある。

まるで、
対象者がそこにいるかのように感じた。

というわけで…

森の美術館

滞在時間は1時間ほどだったが、
とても心地良い時間を過ごすことができた。

前期も見に来れば良かった、
と少し後悔。

森の美術館

でも、
また機会があるかもしれない。

たまにチェックして、
また来てみようと思えるとても良い場所だった。

MAP(手賀沼↔森の美術館)

森の美術館 - Google マイマップ
森の美術館

森の美術館基本情報

森の美術館

開館時間:夏期 10:00〜17:00(入館16:30まで)
     冬期 10:00〜16:00(入館15:30まで)

入館料:大人 600円(飲み物付き ※現在はミネラルウォーター配布)
    中・高生 300円 
    小学生以下無料

休館日:月・火曜日

アクセス:流山おおたかの森駅
     (つくばエクスプレス/東武野田線)徒歩20分
     東武バス西口ロータリー2番のりば
     (南流山駅・クリーンセンター行)大畔下車 徒歩5分

駐車場:7台(無料)

※森かずお写真展後期は6月27日(日)まで


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