Good-by MOMENTUM True Wireless 2
先日ゼンハイザーの『MOMENTUM True Wireless 2』を購入して、
久しぶりに最近は聴いていなかった音楽も聴くようになった矢先のこと。
初期不良なんだろうか?
右から音が一切出なくなってしまったのだ
最初はちゃんと聴けていたのに、
しばらくして音が途切れ途切れとなり最後は完全に死んでしまった。
購入元とゼンハイザー両方とメールのやり取りがあって最後は購入元で交換となったのだが、
その後に在庫がないからと最後は返品という形になってしまったのだ。
せっかく1度は手に入れた音を交換もできずに手放すのはとても残念だったが、
こればかりは仕方がない。
Hello! CX 400BT True Wireless
とは言え、
やはりまた元のワイヤレス・イヤホンのない生活に戻るのも寂しい。
それなら同じものをまた購入すれば良いわけだが、
1度聴こえなくなってしまったものと同機種を購入するのもどうかと思い別のものを購入。
ただやはり『1度聴いたら戻れない』ということで、
同じゼンハイザーの『CX 400BT True Wireless』。
そして残念な結果が、
実は却って残念で良かったというお話。
MOMENTUM True Wireless 2とCX 400BT True Wirelessの違い
同じゼンハイザーのワイヤレス・イヤホン、
どこがどう違うのか?
実際に両方を普通に生活の中で使ってみてどうなの?
と言えばこんな感じだ。
価格の違い
これは『MOMENTUM True Wireless 2』の廉価版なわけだが、
価格がどれだけ違うのか?というと…
価格.comで見てみると『MOMENTUM True Wireless 2』は、
¥33,660 ~ ¥34,000(2021/4/21現在)とそれなりの価格。
逆に『CX 400BT True Wireless』の方は¥13,365 ~ ¥13,365と、
元々1.5万円ほどの差だったものが今となっては2万円くらい違う。
性能の違い
では、
それだけある価格差ほどこの両者に差があるのか?というと全くないと言ってしまいたい。
もちろん、
そんなことはなくて結構違うよという方も当然いるだろう。
その違いはどこから生まれるのか?
と言えば単純に『機能』ということになる。
一応『CX 400BT True Wireless』は『MOMENTUM True Wireless 2』から、
いくつかの機能を省いて価格を抑えたわけなんだろうけどそこまで違いがあるのか?
省かれた機能
省かれた機能は、
- アクティブノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- 防水性(IPX4)
- スマートポーズ機能(右イヤホンを外すと音が一時停止)
だけど、
- 元々音質重視のノイキャンだったから無くても大して支障ないし遮音性が高い。
- ワンタッチで取り込む・戻すのと外す・装着するのと動作的には大して変わらない。
- 運動中に使わないし雨の時に外で使うことはまずない。
- 一時外してまた装着すると確かに曲が進んでいるけどどうしてもなら戻せば済む。
という感じ。
もちろん人によっては、
これらの機能がないことが残念・不便と思うかもしれない。
ただボクの場合は、
1度『MOMENTUM True Wireless 2』を使った上で判断したが全く問題なしだった。
機能以外の違い
他の違いはというと形は丸ではなく四角い分ごっつく大きい印象だけど、
装着感はかなり良くてむしろこちらの方がフィットする感じだがこれも個人差があるだろう。
あと連続再生時間は7時間と同じだが、
ケース込みだと最大28時間から20時間に減る。
そもそも7時間も連続再生することすらないので、
これも全く問題にならない。
あとはケースで、
これだけはファブリックを使っていないのがかなり残念だが更にコンパクトになっているのは良い点。
逆に7mmドライバーやLDSアンテナやチップ、
タッチセンサーなどは同じだ。
もちろん専用のアプリ『Sennheiser Smart Control』は、
同じように使える。
音の違い
それで肝心の音は?というと、
特に大きな違いは感じられずこれがやはり素晴らしく好みの音。
要するに2万円以上も安くほぼ同じ音を手に入れられて、
省かれた機能は何の問題もないというかなりお得な結果となった。
もしも省かれた機能がどうしてもないとイヤという方はお勧めできないが、
上で書いたようにそのあたりは気にならないという方なら音だけは間違いなくこちらで充分だと思う。
まとめ
MOMENTUM True Wireless 2とCX 400BT True Wireless、
正直2万円前後の価格差があるとはとても思えない。
もちろんいくつか省かれた機能やそれ以外の違いも多少あるが、
音に関して殆ど変わらない。
ということは、
1万円台でこれだけの音質のものが買えちゃうというのは相当コスパが良いということになる。
ノイキャンがないとねとか外音取り込みできないのか~とか、
防水じゃないんだ等々思われる方はやめた方が良い。
でもそれって本当に必要ですか?と改めて考えると、
人によっては大して必要ではなかったりこともある。
まあ音もそうだし機能もそうだけど、
好みや考え方には個人差がつきものだから何とも言えないけれど。
いずれにしても、
家や通勤中に良い音で音楽を聴きたい方には一押しと個人的には思う。
こんなに良い音をこの価格で手に入ることを、
いったいどれだけの方が知っているのだろう?
正直シュアのSE215は殆ど使わなくなったわけで、
あまりにも音が違うからだ。
まあ音というのは感じ方がある程度人によって違うかもしれないが、
それでもここまでハッキリわかるやつってそうはない気がするんだけどどうだろう?
MOMENTUM True Wireless 2 のことはこちら!
WF-1000XM4かぁ~
ソニーのノイキャン完全ワイヤレスイヤホン、
WF-1000XM4の先行予約が始まったようだ。
コレやはり少しは気になるけど、
今のところCX 400BTに特に不満もないからスルーしておこう。
ノイキャンにはあまり興味がないし、
最終的に音がどうか?だけなのだ。
6月25日(金)発売みたいなので、
そのうち試しに音を聴いてみようと思う。
またその時は、
レポートしますね。
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