
米ノ井 竜禅寺

さて、
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング。

今回は、
米井山 無量寿院 竜禅寺 47/79番を訪れる。

竜禅寺は、
延長二年(924年)に伝誉が開山。

そして、
平将門が開基と伝えられる。

山号の米井山は、
べいせいざんと読む。

この山号は、
平将門が武運長久を祈願しに詣でたところ堂前の井戸から米が噴出したとの伝承によるものだそうだ。

いずれにしてもこの辺りには、
いろいろと将門伝説が残っているみたいだ。
国指定重要文化財 三仏堂

ここには、
国指定重要文化財がある。

それが、
三仏堂。

名称は、
釈迦如来/阿弥陀如来/弥勒如来の三尊を祀ることによる。

三尊は、
それぞれ過去・現在・未来を意味するとされる。
正面以外の屋根の下には、
建物を取り囲むように細長い屋根付きの構造物がある。
これを裳階と言って、
建物の三方にあるのは他に例を見ないようだ。
47番

三仏堂の左側には、
47番の大師堂。

脇には、
安永七年(1778年)法華一万部供養塔。

さらにその横には、
札所塔。

大師堂は、
こんな感じ。



79番

こちらは、
79番の大師堂。

大正元年(1912年)、
札所塔。

隣には、
慶安三年(1650年)地蔵菩薩像。

更に、
左側には六地蔵菩薩。

大師堂の中は、
こんな感じ。

近くにある、
出羽三山供養塔。

埋まってしまっている、
札所塔。

というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市米ノ井地区から。
新四国相馬霊場札所、
米ノ井 竜禅寺 47/79番を訪れた。
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