台宿 観音堂
さて、
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング。
今回は、
取手市台宿地区から。
10番札所、
台宿 観音堂。
台宿 不動院 4番から、
目と鼻の先にある。
大師道道標
観音堂とは道を挟んで、
大師道の道標が2基ある。
ただ、
どちらも上の方しか見えない。
下の方がなかったのか?
高さ的にあまり高くしたくなかったのか?はよくわからない。
右のものなんてかなりハッキリと残っているので、
もしあるのに埋めてしまっていたら残念なことだ。
入口
ハッキリ残っているといえば、
観音堂入口にある安永五年(1776年)札所塔もかなりハッキリ残っている。
新四國第十番、
奉納百番為二世安樂とある。
側面には、
南無大師遍照金剛。
こちらも良く残っている馬頭観世音像は、
寛文十一年(1671年)のもの。
右側には、
奉造立観世音為二世安樂也とある。
左側には、
〇〇寛文拾一辛亥年六月〇〇とある。
基礎台には、
相馬郡〇〇村とあるは〇〇は何なのだろう?読めない。
観音堂
参道先には、
観音堂。
昭和五十三年(1978年)に、
新築したものだ。
中には、
本尊の十一面観音菩薩像が奉られている。
10番
観音堂手前右には、
10番の大師堂。
大正十五年(1926年)の御詠歌額も、
ちゃんと読める。
中は、
こんな感じ。
脇の引き戸を開けさせて頂くと、
こんな感じ。
大師道脇には、
地蔵菩薩像の廻国塔。
年紀は、
不明。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市台宿地区から。
10番札所、
台宿 観音堂。
寛文十一年(1671年)馬頭観世音像は、
ぜひ見たいところ。
コメント