小文間 薬師堂
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング、
今回は取手市小文間地区から。
第17番札所、
小文間 薬師堂を訪ねる。
この薬師堂は、
廃寺となった成就院成龍寺の境内にある。
薬師堂への路地の道標
薬師堂への路地のところには、
2基の道標。
路地の右手先には、
小文間 明星院 19番。
その手前左手に、
薬師堂がある。
入口のところにも、
道標。
そして、
手水舎。
手水鉢は、
正面には奉納の文字のみ。
側面には、
西方竹ノ内講中 世話人年寄中 願主光?音。
この手水鉢は、
天保六年(1835年)のもの。
参道先には門柱があって、
薬師ヶ岡とある。
その先には、
薬師堂。
ここは、
中村家一族と井上家一族の墓地になっている。
この墓地は、
中村熊次郎さんが国より払下げを受けて作ったらしい。
内部はこんな感じで、
中央の厨子には薬師如来像が安置されているんだろう。
門を入った両脇には、
六地蔵菩薩像。
六地蔵は、
天保三年(1832年)のもの。
その先右手には、
延宝元年(1673年)の大日如来像。
左手には、
嘉永二年(1849年)の待道大権現石祠。
その横には、
寛文十年(1670年)の念仏塔。
17番
門の手前右には、
17番の大師堂。
右手前には、
安永五年(1776年)の札所塔。
奥には、
年紀不明の三界万霊塔と大正十五年(1926年)の巡拝記念碑。
そして、
十七番の札。
こちらは、
御詠歌額。
中は、
こんな感じで弘法大師像と観覚光音禅師像が並んでいる。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリングは、
取手市小文間地区。
第17番札所、
小文間 薬師堂を訪ねた。
ここにはかつて成就院成龍寺があったのだが、
廃寺となってしまっている。
薬師堂と大師堂だけが、
今もそこに存在している。
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