台宿 不動院
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市台宿地区から。
4番札所、
台宿 不動院。
県道219号白山前取手線の台宿坂上交叉点のところに、
2棟のお堂が並んでいる。
そのうちの1つが、
4番札所だ。
不動堂
そして、
もう1つが江戸田山不動院の不動堂。
本尊は、
大聖不動明王。
不動院は真言宗豊山派の寺院で、
元は広大な境内をもっていたと考えられているようだ。
柱に掲げられた縁起書にいろいろ書いてあるのだが、
結構文字が消えていてわかりにくい。
現在は、
ここにある不動堂と大師堂のみが残っている。
この不動堂の左奥には、
いくつかの石造物。
不動院石造物
先ず、
脇にあるのが年紀不明の待道大権現。
その奥にあるのは、
基礎台に成田山と刻まれている。
年紀不明、
不動明王像。
更に奥には、
天保二年(1831年)道祖神と寛政七年(1795年)不明の石祠。
その左には、
寛保二年(1742年)聖徳太子像。
その奥は、
昭和十一年(1936年)大師堂再建記念碑。
更に奥には、
元禄十六年(1703年)十九夜塔と延享三年(1746年)線刻の地蔵菩薩。
寛文八年(1668年)十九夜塔と文化九年(1812年)出羽三山供養塔。
奥に見える倒れてしまっているのは、
宝暦三年(1753年)奉納大乗典六十六部日本廻国塔。
4番
それで、
こちらが4番大師堂。
脇には、
新四國第四番の札所塔。
逆側には、
昭和十一年(1936年)の手水鉢。
昭和十一年(1936年)の御詠歌札は、
まだよく読める。
大師堂の中を覗かせて頂くと、
こんな感じで結構キレイ。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市台宿地区から。
4番札所、
台宿 不動院。
元々は真言宗豊山派の寺院で、
広大な境内をもっていたと考えられているようだけど今は不動堂と大師堂のみが残る。
石造物は少ないけれど、
元禄十六年(1703年)十九夜塔や延享三年(1746年)線刻の地蔵菩薩など古いものもある。
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