中峠 法岩院
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリングは、
我孫子市中峠地区から。
新四国相馬霊場八十八ヶ所51番札所、
曹洞宗 祝融山 法岩院。
中峠 法岩院概要
千葉氏末裔の芝原城主河村出羽守勝融が開基となり、
正覚禅師が天文十一年(1542年)に開山したという。
法岩院の石造物
入口のところには、
年紀不明の新四國五十壱番の標石。
それと、
安永五年(1776年)不許葷酒入山門の石柱も。
階段を上がると、
立派な本堂。
本堂左手前には、
四間一棟の長屋形堂がある。
左から弁財天像・道了尊・木造地蔵菩薩像・石造弘法大師像が、
それぞれ祀られている。
長屋堂左には大正七年(1918年)鯖大師万人講塔や、
文化七年(1810年)奉待廿三夜得大勢至菩薩とある二十三夜塔などが並ぶ。
竹林の方には文化元年(1804年)白山大権現の石祠や、
天保五年(1834年)秋葉山常夜燈。
墓塔に紛れて元禄十五年(1702年)、
二十三夜本地勢至菩薩。
本堂左手の小高いところには、
貞享元年(1684年)の聖観音像。
刻彫観音聖像一体身成百堂念仏供養、
と刻まれている。
51番
新四国相馬霊場八十八ヶ所51番大師堂は、
長屋堂右にある。
何しろ彫刻が素晴らしいし、
まあにぎやかな感じだ。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
中峠地区。
新四国相馬霊場八十八ヶ所の4つある札所の中の1つである51番、
天文11年(1542年)開山の祝融山法岩院。
思ったよりも石仏は少なかったが、
きれいな寺院だった。
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