台宿 香取神社概要
さて、
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング。
今回は、
取手市台宿地区から。
周辺スポットということで、
台宿 不動院 4番とは道を挟んだところにある台宿 香取神社。
この香取神社の由緒は、
境内にある平成造営記念碑に詳しい。
平成造営記念碑
香取神社は遠く江戸時代の初期正保四年(一六四七)十一月に利根川を眼下にし、
北方には遠く筑波の峯を仰ぐ景勝の地に台宿村民の守護神として、
精巧な手法を以て建立された。
兩来氏子の尊崇の念篤くして、
明治六年十月には村社に列格、
さらに同四十二年一月には同字内の秋葉、
矢大、
八坂、
熊野及び稲荷の各神社を合祀、
昭和二十七年八月宗教法人法による神社の設立となった。
しかし、
社殿は幾度かの修復はせしも多年の星霜は老朽化を来し、
大改装を余儀なくされる状況に立ち至った。
時恰も取手市の都市計画道路拡幅の事業による土地の買収に応じ氏子一同協議のうえ、
その代金を氏子崇敬者各位の奉賛金とともに社殿及び神域の整備に充当、
平成六年八月造営の計画を立て平成八年十二月荘厳華麗を窮めて竣工十二月遷宮鎮座の大儀を奉行せらしは寔に感涙の極みである。
因みに本事業に対し、
終始好意と協力支援を寄せられた関係各方面をはじめ、
氏子崇敬者各位に謹んで敬意と謝意を表する次第である。
ここに経過の概要を述べて遷宮記念の辞とする。香取神社造営奉協賛会
平成造営記念碑
境内
石段の脇には、
狛犬。
石段を数段上がると、
鳥居。
その先、
右手には手水舎。
手水鉢は、
近付くと感知して水が出る仕組みなのが面白い。
参道正面には、
社殿。
平成八年(1996年)のものなので、
まだ色鮮やかでキレイだ。
石造物
社殿の左脇の塀沿いに、
石造物が並んでいる。
基礎台みたいなものが、
並んでいるが上は何もない。
…願成就の文字が刻まれているのは、
わかる石塔。
いつの時代のものなのか?
読めそうで読めない。
九月吉祥日、
がわかるくらい。
これも、
何だかわからない。
右から大雷神、
天神神社?髙靇神。
これは、
青面金剛塔でしょう。
こちらは、
文字青面金剛塔。
これは、
寺社関連のものかな?
これは、
不明。
こちらは、
如意輪観音十九夜塔。
いつのものか?
読めそうで読めない。
元禄七年(1694年)、
三猿庚申塔。
これは、
読みやすい。
三猿も、
しっかりと残っている。
こちらは、
手水鉢。
これは灯籠の笠の部分?
手前は力石?
元禄十五年(1702年)、
青面金剛塔。
こちらは、
文字も比較的よく残っている。
邪鬼や三猿も、
同様。
こちらは、
不明のもの。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市台宿地区から。
周辺スポットということで、
台宿 不動院 4番とは道を挟んだところにある台宿 香取神社。
石造物はいろいろと並んでいるけれど、
ちゃんとわかるものが少ないのが残念なところ。
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