筑波休憩所から出発
松屋製麵所のらーめんで軽く腹ごしらえをしたら、
筑波休憩所に駐車した車から自転車を下ろしていざつくばりんりんロードへ。
右手に標高877mの筑波山を間近に見ながら田園風景の中のフラットな道を走るのは、
もちろん気持ちが良いに決まっている。
筑波休憩所から真壁休憩所までは、
案内看板によると10.3キロ。
車を置いているから、
結局元に戻らなければならないので20.6キロを走ることになる。
真夏の炎天下の中でこの距離を走るのは、
さすがに少しばかりキツイ。
そうは言っても、
初めて走る道はキツイなりにやはり楽しい。
筑波山も青空の下、
緑が映えて良い感じだ。
ナショナルサイクルルート
ちなみに、
2019年11月に国によって第1回ナショナルサイクルルートに3つのルートが指定された。
そのうちの1つが『つくば霞ヶ浦りんりんロード』で、
その一部の旧筑波鉄道廃線敷を活用した40キロ余りのコースが『つくばりんりんロード』。
ナショナルサイクルルートとは?
2019年に導入された、
『日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルート』を認定する制度。
現在6ルートが指定されている。
第1回指定
●つくば霞ヶ浦りんりんロード
区間:JR岩瀬駅~JR土浦駅および霞ヶ浦湖岸一周(茨城県)
延長:176km
●ビワイチ
区間: 琵琶湖岸一周(滋賀県)
延長:193km
●しまなみ海道サイクリングロード
区間:JR尾道駅(広島県)~サンライズ糸山(愛媛県)
延長:70km
第2回指定
●トカプチ400
区間:帯広市を起終点とし上士幌町から大樹町までを8の字で結んだルート
延長:403㎞
●富山湾岸サイクリングコース
区間 :銚子駅(千葉県)~加太港(和歌山県)
延長:1,487㎞
●富山湾岸サイクリングコース
区間:氷見市~朝日町(富山県)
延長:102㎞
まだ日本に6ルートしかない ナショナルサイクルルート、
自転車を車に乗せてちょっと行けば走ることができるというのはありがたい。
真壁休憩所まで
筑波休憩所から真壁休憩所までは10.3キロで、
途中一般道の歩道の横の専用道路を走ることになる。
この一般道に出たところにコンビニがあるので、
飲み物や軽食を手に入れたい場合は立ち寄ると良いと思う。
あとは、
途中に自動販売機が1つあるくらい。
途中一般道を横切ることが多いので、
車止めの柵がいくつもある。
ゆっくりのんびり走るには、
却ってそれが良かったりもする。
真壁休憩所
やがて、
真壁休憩所に到着。
ここにも、
元ホームがあった場所が残されている。
自転車ラックが、
なかなかステキだったりする。
トイレもちゃんとした、
立派なものがある。
ここにも駐車場があって、
平日だったからか数台しか停まっていなかった。
真壁
少しだけ、
真壁の町を走ってみた。
真壁は江戸時代から明治・大正にかけてこの地方の文化・産業の中心地として栄え、
隆盛を誇った商家の人々が次々と蔵や門などを建てたところ。
市街地には300余棟の見世蔵・土蔵・門などがあって、
平成22年6月29日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
其の1つに、
延宝年間(1673~1680)に酒造業を始めた『村井醸造』という酒蔵があった。
もう少しゆっくりと巡りたかったんだけれど、
暑すぎた。
再び筑波休憩所へ
この日は真壁の町の中を少し走ってUターンして、
再び筑波休憩所。
いつもの手賀沼1周とはまた違った景色が、
とても楽しかった。
そのうちまた行くことになるだろうけど、
今回はここまで。
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