新木 道端の馬頭観音群と道標

新木 道端の馬頭観音群と道標

新木地区

新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング
今回は我孫子市新木地区から。

新木はこんなところ

新木地区新木は、
あらきと読む。

まあ、
そんなに読めないような地名ではないだろう。

新木MAP

地図だと、
こんな感じ。

新木地区の馬頭観音群と道標

そんな新木地区の周辺スポットということで、
道端の馬頭観音群道標

新木野地区81番札所新木野 長福寺からなら、
自転車で2.3分ほどで到着の道端の馬頭観音群道標

馬頭観世音塔群

新木 道端の馬頭観音群と道標

江戸時代の頃は命を終えた馬には、
多くの地域で決められた置き場があったそうでそれを馬捨場と呼んだそうだ。

新木 道端の馬頭観音群と道標

この近くにもその馬捨場があったようで、
よってその供養のためだろう道沿いに馬頭観世音塔が10基ほど並んでいる。

新木 道端の馬頭観音群と道標

馬頭観世音塔と、
文字馬頭観世音塔がある。

新木 道端の馬頭観音群と道標

年代的には、
文化六年(1809年)から昭和三十年(1955年)までのもの。

新木 道端の馬頭観音群と道標

これは、
馬捨場が150年近くあったということになるのだろうか。

土の中に埋もれてしまっているものも多いが、
今なおきちんと残っている。

開発でもされたらたちまちどこかに移されるか消えてしまうんだろうが、
これはここにあるべきものだからここで残っていてほしいと思う。

道標

新木 道端の馬頭観音群と道標

この馬頭観世音塔群近くの道沿いには、
新四國大師道の道標があった。

新木 道端の馬頭観音群と道標

指差し手が刻まれているもので、
明治四十五年(1912年)のもの。

新木 道端の馬頭観音群と道標

1912年7月30日以降は大正元年となるからそれ以前のものになるわけで、
多分二月吉日とあるように思う。

その先にも、
今度は新の部分は欠けてしまったのだろう四國大師道と読める石塔

新木 道端の馬頭観音群と道標

両脇のものは、
不明。

というわけで…

今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
札所ではなくて新木地区の周辺スポット

新木野地区81番札所新木野 長福寺からなら、
自転車で2.3分ほどで到着の道端の馬頭観音群道標

馬捨場の跡はわからないが、
供養をしてきた痕跡は今でもしっかりと残っている

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