日暮里駅
日暮里駅を利用したことがあるだろうか？
荒川区最南端の駅であり、台東区にもその一部が跨っている。JR常磐線、山手線、京浜東北線の他に京成電鉄、東京交通局の日暮里・舎人ライナーの駅でもある。
日本最多の併走区間
駅の北側は短い区間だが、JRの6複線と京成線の上り線の計13線がほぼ同一平面で併走していて、これは日本最多の併走区間のようだ。
昔は京成の下りもあったので14線だっみたいだけど、13でもスゴイ。
同じ時間に全ての線路に電車が通ることはあるのだろうか？もしあったら見てみたいものだ。
ここは1日に2.500本くらいの電車が通るらしいが、たとえ1度にではなくても沢山の電車が見られるのだろう。
北口の跨線橋、『下御隠殿橋』にはトレインミュージアムと呼ばれるバルコニーが設置されている。
電車が好きな子供だったらかなり喜ぶに違いない。実際に先日行ってみたら親子連れが何組もこの橋から電車が走る姿を眺めていた。
エキュート日暮里
駅構内には30店舗近くの様々なお店が入るエキュート日暮里がリニューアル・オープンしてよりキレイになっている。
お花屋さんにお寿司屋さん、和菓子に洋菓子、お惣菜、まあいろいろと入っている。帰り道に船橋屋のくず餅や羽二重団子の餡・焼団子などを買うのもまた楽しい。
猫と日暮里駅
このエキュートにつながるのが北改札。
猫が潜む日暮里駅表示
改札を出て左手の西口へ。短いエスカレーターを上って外に出て振り返ってみると、『日暮里駅』の表示がある。
これがよく見るとちょっと楽しい。『暮』の竹冠のところが耳、『駅』の馬編のところが肉球、尺の右払いがしっぽというふうに猫っぽい感じになっていて、これがなかなが良い感じなのだ。
夜は先にスカイツリーも見える。
にゃっぽりを探せ！
そうそう猫といえば、日暮里駅のキャラクターと言って良いのかな『にゃっぽり』というゆるキャラがいる。
元々はこの駅の女子職員が、手作りの周辺地図を作成する時に考えたものらしい。
それが駅構内に隠れているというか、そっと存在しているというか、とにかくそこにいるわけ？という場所で見ることができる。
きっと話題になったのはもっと前で今更だろうけど、最近コレなんだろう？と気が付いたのだ。
一匹は下の方で、もう一匹は上の方にある。
最初見つけたのは下の方で、誰かの落書きなのかと思っていた。でもいつまで経っても消されないのが不思議だった。
しばらくして上の方にもう一匹見つけた。さすがにこれはイタズラではないんだろうなと思って検索してみるとすぐに出てきた。
どこに居るのか？は敢えてきちんとは書いていなかったが、見つけてからだったので、ようやく意味が分かったというわけだ。
そんなわけで、もし日暮里駅を利用することがあったら是非見つけてみて下さい、ってほどのものでもないけど。
フェリシモ・ハッピー・トイズ・プロジェクト
さて、クリスマスが近くなると、このエキュートの前に設置されるものがある。
それは、『FELISSIMO HAPPY TOYS PROJECT（フェリシモ ハッピートイズプロジェクト）』のクリスマス展示だ。
箱の中にはたくさんの色とりどりのぬいぐるみが並んでいる。
世界の子どもたちへ手づくりのぬいぐるみを贈ろう！を合言葉に1997年に始まって24年目を迎えるイベント。
毎年キャラクターが発表されて、参加する為のぬいぐるみ製作セットが発売される。そのセットをもとに、着られなくなった服やお気に入りの布などぬいぐるみを完成させてフェリシモへ送る。
クリスマスシーズンなどにおひろめ展示をした後に、世界の子どもたちへ順次贈られるというもの。日暮里駅にこのブースが登場してから何年くらい経つのか？はわからないが、毎年登場するともうすぐ今年も終わるんだなと思ってしまう。
ちなみに今年のキャラクターは『ラブリークマさん』だそうだ。
展示期間は2020年11月24日（火）～12月25日（金）で、会期中、完成したぬいぐるみを『エキュート日暮里』に持っていくとこのボックスの中に飾ってくれるらしい。まだ隙間があるけどこれから増えていくのが楽しみだ。
というわけで…
今回は珍しく手賀沼周辺じゃあなくて、日暮里駅の猫とぬいぐるみのお話でした。この駅を使う人は結構な数だろうけど、いったいどれくらいの人がこれらのことを知っているんだろう？
まあ興味ないと言われればそれまでだし、毎日通勤で使う人は殆ど見ることもしないが、そこはひとつ楽しむ余裕がやはりほしいところだよね。
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