交差点の道標と石碑
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング、
今回は取手市小文間地区から。
第15番札所、
小文間 弥陀堂を訪ねる。
小文間 安養寺跡を訪れた後、
取手東線(県道11号線)を東に進むと交差点がある。
その少し先を右に入って小文間 弥陀堂に向かうのだが、
その手前の交差点に石造物を発見。
左が明治二十六年(1893年)麻疹疱瘡開運不動明王石碑、
右が大正二年(1913年)新四國大師道道標。
弥陀堂
小文間 南會館の敷地内には、
3つのお堂がある。
敷地1番奥が、
阿弥陀堂。
阿弥陀堂の中を、
覗かせて頂く。
奥には、
阿弥陀如来像が安置されている。
手前は、
観覚光音禅師像。
賽銭箱が置かれているのは、
何の一部なのだろう?
ぽっくり榎大師堂
敷地1番手前には、
ぽっくり榎大師堂。
迷惑をかけずにポックリと死にたい、
というのはまあそうだよなあ。
中は、
良く見えない。
よく見させて頂くと、
こんな感じ。
15番
そして阿弥陀堂とぽっくり榎大師堂の間にあるのが、
15番大師堂。
近くには、
安永五年(1776年)四國四十五番の札所塔。
奥に見えるのは、
昭和十一年(1936年)の大師堂再建記念碑。
札所塔手前には、
文久四年(1864年)の手水鉢もある。
こちらは昭和五十五年(1980年)、
霊場修履記念之碑。
賽銭箱は、
朱色。
大師堂も、
朱色。
ただ龍と獅子は、
彩色されていない。
中はこんな感じで、
弘法大師像がはっきりとは見えず。
その他石造物
小文間 南會館の先の道脇には、
いくつかの石造物。
こちらは、
六地蔵菩薩像。
右端の地蔵菩薩には、
文化六(1869年)巳年とある。
地蔵菩薩、
2基目は少し欠けてしまっている。
地蔵菩薩、
3基目。
地蔵菩薩、
4基目には女講中十五人とある。
地蔵菩薩、
5基目。
地蔵菩薩、
6基目。
六地蔵菩薩像の隣には、
元禄六年(1693年)十九夜塔。
その隣には、
寛保元年(1741年)光明真言塔。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市小文間地区。
新四国相馬霊場第15番札所がある、
小文間 弥陀堂を訪ねた。
ここには、
3つのお堂が並んでいる。
阿弥陀堂とぽっくり榎大師堂と、
新四国相馬霊場第15番大師堂だ。
敷地内には記念碑や札所塔しかないが、
すぐ先の道沿いには六地蔵尊や十九夜塔や光明真言塔が見られる。
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