布佐地区 延命寺
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリング、
今回は我孫子市布佐地区。
24番札所、
延命寺。
概要
真言宗豊山派寺院 求宝山 医王院 延命寺は、
忠変僧都が文禄2年(1539年)に法隆寺から虚空蔵菩薩を迎え開山したという。
江戸時代後期までは、
薬師如来と虚空蔵菩薩の二体が本尊だったようだ。
ここは幼稚園になっていて、
平日中に入るのは憚られたが先生に入れていただいた。
入口
入口左手には、
5基の石塔が固まっている。
天保四年(1833年)、
子安塔。
昭和二十四年(1949年)、
門柱建立記念之塔。
左から文化八年(1811年)の廿三夜塔、
天保五年(1834年)の名号塔に文政十年(18227)六阿弥陀第二番石柱。
ちなみに、
この六阿弥陀第二番というのは総州六阿弥陀霊場第二番のこと。
六阿弥陀なので、
6つの番号付き札所がある。
そしてなぜか、
番号のないものが5ヶ所あって計11ヶ所で構成されている。
開創は文政十年(1827年)、
発願者は星野一楽という方らしい。
さて門の右手には、
安永五年(1776年)の新四國二十四番標石。
境内
門を入ると正面には、
虚空蔵菩薩堂。
24番
その手前右手に、
24番の大師堂。
左手にはもう1つ、
お堂がある。
こちらは何も示すものがないが、
中には弘法大師坐像。
ただ、
第二十四番の札は右手のお堂にある。
なので、
右手のこちらが24番なんだろう。
中を覗かせて頂くと、
弘法大使坐像。
というわけで…
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリング、
今回は我孫子市布佐地区。
前回の都 馬頭観音堂 58番からは自転車で5分で到着する、
24番札所 布佐地区 延命寺でした。
境内には他にも石造物があったかもしれないが、
なにせ平日で幼稚園児が遊んでいる中だったので急いで退散となってしまったのだ。
いずれ祝日とか日曜日に、
再訪することにしよう。
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