小堀 常円寺
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング、
今回は取手市小堀地区の周辺スポット。
小堀にある真言宗豊山派井野普門院末寺の龍頭山常円寺は、
新四国相馬霊場八十八ヶ所の札所で水神社の隣にある。
概要
小堀集会所の一部が本堂になっている感じで、
そこには本尊である不動明王が祀られているようだ。
創立は、
寛文2年(1662年)という。
入口周辺石造物
札所なだけに、
ちゃんと道路脇に新四國九番の標石がある。
ちなみに、
この道路の先に文化六年(1809年)の西國秩父坂東供養塔が不明の石祠と一緒にあったので仲間に入れておこう。
新四國九番の標石の右脇に見えるのも、
多分新四國九番標石っぽい。
奥に見えるのは、
玉垣に囲まれているスタイルなので待道大権現だろうと思ったらやはりそう。
玉垣には、
小堀女人講中。
周辺には、
いろいろある。
明治十五年(1882年)、
普門品五萬回供養塔。
勢至菩薩像に宝暦十四年(1764年)の白山大権現の石祠、
寛政九年(1797年)勢至菩薩塔に二十三夜塔。
寛文十一年(1671年)十九夜塔、
寛政六年(1794年)文字青面金剛塔。
宝暦十三年(1763年)の十九夜塔、
天和三年(1863年)の十九夜塔などなど。
本堂正面左側には手水舎があって、
寛政二年(1790年)の手水鉢。
お堂と周辺石造物
参道には、
お堂が4つ。
1番奥が、
聖天尊堂。
右脇に、
天保三年(1832年)の十九夜塔。
聖天尊堂手前は、
聖徳太子堂。
聖徳太子堂左には、
六十六部供養塔(廻国塔)。
1番手前にあるのが、
弘法大師堂。
弘法大師堂の右脇にあるのが、
天保十一年(1840年)の三界萬霊塔。
9番
弘法大師堂と聖徳太子堂の間にあるのが、
新四国相馬霊場第9番札所の大師堂。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリングは、
取手市小堀地区。
小堀地区の新四国相馬霊場八十八ヶ所札所、
小堀常円寺9番をお届けしました。
9番大師堂は、
弘法大師堂・聖徳太子堂・聖天尊堂と一緒に並んでいるんだけど聖徳太子堂が1番立派かも。
ここでは、
寛文十一年(1671年)十九夜塔あたりが必見だろう。
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