花広場のあとはゆっくりと自転車を漕ぎながら、
道端の花をいろいろと観察。
ムラサキツメクサとシロツメクサ
ムラサキツメクサ(紫詰草)、
学名はTrifolium pratense。
シロツメクサ(白詰草)、
学名はTrifolium repens。
子供の頃はもっと馴染みがあったな、
女の子たちが花冠を作ったりみんなで四葉のクローバーを探したりしてね。
どこにでも咲いているようだけど、
昔ほど見掛けない気がする。
それはただフィールドが違うだけなのかもしれないけど、
そんな中でたまに見掛けるとやはり妙に懐かしくなる。
コメツブツメクサ?クスダマツメクサ?コメツブウマゴヤシ?
さてこれはコメツブツメクサなんだろうか?
それともクスダマツメクサなのか?コメツブウマゴヤシなのか?
ネットにでているそれぞれの写真と撮った写真とを見比べてみたけれど、
どうも区別がつかない。
ただかなり小さかったから、
きっとコメツブツメクサ(米粒詰草)なのではないかな?
学名はTrifolium dubium、
クスダマツメクサの実は文字通り薬玉のようになるらしいがそれはまだ先のおはなし。
ムラサキサギゴケ?トキワハゼ?ツタバウンラン?
これはムラサキサギゴケ(紫鷺苔)で良いのだろうか?
学名はMazus miquelii。
似たようなものにトキワハゼとかツタバウンランとかがあるけど、
もしかするとそちらかもしれないけど…う~んわからん。
ニワゼキショウ
ニワゼキショウ(庭石菖)、
学名はSisyrinchium rosulatum。
名前の由来はサトイモ科のセキショウ(石菖)に葉が似ていることからみたいだが、
そのセキショウは岩に着生して生長し形態がショウブに似ていることから石の菖蒲で石菖ということらしい。
白色・紫色・黄色の3色、
特に紫があることで非常に印象に残る花だ。
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)、
学名はVeronica persica。
きれいな青い色の花だけど、
大犬の陰嚢ってちょっとかわいそうな名前だ。
これは実がそれに似ているかららしいが、
それにしてもねえ。
オニノゲシ
オニノゲシ(鬼野芥子)、
学名はSonchus asper。
種子が実って綿毛が広がった状態、
これがあちこちに飛んでまた花を咲かせるのだな。
タンポポのそれよりも小さく密集している感じだが、
これはこれで違う美しさがある。
オオアマナ
これはオオアマナ(大甘菜)で良いのかな?
学名はOrnithogalum umbellatum。
英名は、
ベツレヘムの星(Star of Bethlehem)
和名は花が日本在来種のアマナ(甘菜)に似ていることから付けられたみたいだけど、
有毒なので食べられないというか食べようとは思わないけど。
コバンソウ
コバンソウ(小判草)、
学名はBriza maxima。
小判がぶら下がっているというよりも、
小魚というかセミというか何かそういったものががぶら下がっているみたい。
苦手な人は見ただけでも、
イヤかもしれない。
ヘビイチゴ?ヤブヘビイチゴ?
これはヘビイチゴなんだろうか?
それともヤブヘビイチゴなんだろうか?
ヤブヘビイチゴの実は艶があって、
ヘビイチゴの方は艶がないみたいなのでこれはヤブヘビイチゴなのかもしれない。
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)、
学名はPotentilla indica。
このヘビイチゴやヤブヘビイチゴを調べていると、
なかなかわからなかった黄色い花のことがわかった(気になっているだけかもしれないけど)。
オヘビイチゴ?
それがオヘビイチゴ(雄蛇苺)、
学名はPotentilla anemonifolia。
オヘビイチゴの痩果は、
他のイチゴのように赤くはならないで種が集まったようなものらしい。
本当にこれがオヘビイチゴの花かどうか?
何とも言えないけど似ているんだよな。
違うことを調べていたら偶然発見したわけで、
正解だったら結構楽しい。
ネコヤナギ
ネコヤナギ(猫柳)、
学名はSalix gracilistyla。
というわけで…
前回の『手賀沼ポタリング~花広場の花たち2021年4月4W』に続いては、
花広場以外の遊歩道周辺の花たちでした。
他にもまだまだいろいろあるんだけれど、
本当にきりがない。
それくらい見ようと思えばたくさんのものが見えてくるわけで、
見ようとしなければこれらは全然目に入らなかったかもしれない。
そう考えると、
見ようとすることって大事なんだなと思う。
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