根戸 東陽寺

東陽寺向かい

我孫子市 根戸地区

新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング
今回は我孫子市根戸地区から。

根戸はこんなところ

根戸は、
ねどと読む。

名前の由来は、
ね(麓)・と(処)で山の麓の地という意味らしい。

柏市の北柏台地区を挟んで2つに分かれていて、
手賀沼に近い方には金塚古墳根戸城跡があったりする。

根戸地区 MAP

この根戸、
我孫子市根戸もあるが柏市根戸もあって隣接している。

我孫子市根戸は、
地図だとこんな感じ。

柏市根戸は、
こんな感じ。

ここには、
新四国相馬霊場八十八ヶ所の札所はない

周辺スポットということで、
東陽寺

前回の北星神社からなら、
自転車で3分くらいで到着する。

このあたりは、
ちょうど我孫子と柏の根戸両方に掛かっているところだ。

根戸 道脇の弁財天

北星神社から東陽寺に向かう途中の道脇に、
こんなところがあった。

根戸 道脇の弁財天

小祠の中には、
弁財天

根戸 道脇の弁財天

側面には、
大正六年(1917年)十一月…とある。

根戸 道脇の弁財天

その隣には、
不明の石祠手水鉢

根戸 道脇の弁財天

元々ここにあったものなのか?
移されたものなのか?はわからない。

宅地化が進んでいる場所に取り敢えず仮に置かれた感じもあるので、
消滅しないよう願いたい。

根戸 東陽寺

続いて、
東陽寺。

概要

根戸 東陽寺

真言宗豊山派地蔵山東陽寺
創建年代等は不詳ながら室町時代の創建と伝えられるという。

東陽寺 石造物など

山門を入ると、
正面に本堂

根戸 東陽寺

その左手前には、
弘法大師の修行像

根戸 東陽寺

大正九年(1920年)善光寺日光山参拝記念碑や、
昭和十年(1935年)筆子塔があるくらいで他に石造物はあまり見当たらない。

あとは、
こんな感じ。

それよりも、
この東陽寺向かいの方にいろいろとある。

根戸 東陽寺向かいの石造物

東陽寺と道を挟んだところには、
いろいろと石造物が並んでいる。

東陽寺向かい

左は、
延宝八年(1680年)の如意輪観音像十九夜塔

東陽寺向かい

右は、
延宝三年(1675年)の如意輪観音像十九夜塔

東陽寺向かい

安永八年(1779年)
青面金剛尊搭

東陽寺向かい

台座の三猿は、
結構ハッキリしている。

東陽寺向かい

続いて、
三基。

東陽寺向かい

左は、
元禄二年(1689年)三猿庚申供養搭

真ん中の背の高いものは、
延宝七年(1679年)笠付三猿庚申供養搭

右が、
大正十一年(1922年)馬頭観世音搭

次は大正八年(1919年)の大きな百観音巡拝搭で、
右側面には富士 立山 白山 登山とある。

東陽寺向かい

正面は羽黒山 月山 湯殿山 坂東 西國 秩父
金華山 百番供養 四国八十八ヶ所

東陽寺向かい

更に、
昭和二十六年(1951年)馬頭観世音搭

寛政十二年(1800年)
馬頭観世音菩薩搭

東陽寺向かい

万延元年(1860年)
普門品搭

これらが並ぶ奥の高くなっているところには、
享保元年(1716年)地蔵像

東陽寺向かい

台座には、
庚申講・地蔵講・念仏講とある。

東陽寺向かい

墓地の方にはお堂があり、
弘法大師像

六地蔵は、
安永三年(1774年)のもの。

東陽寺向かい

無縁塚の頂にあるのが、
宝暦六年(1756年)地蔵種子搭

v

寛文十年(1670年)
阿弥陀如来搭も紛れている。

というわけで…

今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
周辺スポットということで根戸地区。

前回の北星神社からだと、
自転車で3分くらいのところにある根戸 東陽寺

東陽寺自体にはキレイな境内ではあるが、
さほど見るべきものはない。

道を挟んだ向かいには、
いろいろとあってこちらがメインになる。

88 & 周辺ポタリング MAP

他の88ポタリング-2はこちらから

88ポタリング-1はこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました