井野台 薬師堂 23番

取手市井野台薬師堂13番

井野台 薬師堂

さて、
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング

今回は、
取手市井野台地区から。

井野台地区の新四国相馬霊場札所
虚空蔵菩薩が御本尊の井野台 薬師堂 23番

この薬師堂の由来を説明する、
説明板があったので読んでおこう。

取手市井野台薬師堂13番

取手市井野台薬師堂由来

当本堂は眼病安産の御佛様と伝えられている薬師如来をお祭りして御座います。
諏訪山医王院昌松寺が此の地にあり、
広大な寺院の敷地内に有った御堂のひとつの薬師堂でありました。
御本尊の薬師如来像と共に十二神の御佛の像は遠州の三山と稱される医王山薬王院油山寺(静岡県袋井市)より天平年間(七二九年)行基開基の孝謙天皇の勅願寺より大同元年(八〇六年)に昌松寺に移されたもので、
約千二百年間幾度かの大火にも免れ檀徒の守護により伝えられて来たもので、
油山寺御本尊薬師如来様の百年に一度の御開帳の年であった昭和五十九年四月八日と同じうして当堂十二神の御佛と共に守護されていた護摩札の記録により御佛の由来が明らかになった。
古くから語り伝えられて来た眼の病と安産に御利益のある御佛であり薬師如来であるという事は医王山薬王院油山寺と全く一致するもので深い繋がりが有ることが確認されました。
当堂の南にある道路は昔から大同道と呼ばれ十二の御佛の移られた大同年間であることを裏付ける伝説が有ります。
これらのことからも昌松寺当薬師堂油山寺は極めて深い関係のあるこよが分かります。
当薬師如来は毎年四月八日を縁日として開帳し万民豊楽世界平和無病息災眼病に悩める方の治癒を祈って護摩供養を厳修しております。
医王院薬師院油山寺を訪ね、
当堂の記録を基に調査確認したことを以て由来として記す。
昭和六十一年五月(一九八六年) 

取手市井野台薬師堂保存会
北坪一同

取手市井野台薬師堂由来 説明板

裏からの入口のところには、
新四國二十三番の札所塔

取手市井野台薬師堂13番

本堂裏には、
如意輪観音像・地蔵菩薩像・愛染明王像・聖徳太子像など。

取手市井野台薬師堂13番

それと、
享和三年(1803年)の十億十万遍供養塔

取手市井野台薬師堂13番

正面にまわると、
こんな感じ。

取手市井野台薬師堂13番

13番

左手に見えているのが、
新四国相馬霊場第23番札所大師堂

取手市井野台薬師堂13番

脇には、
手水鉢

取手市井野台薬師堂13番

御詠歌額札所額に挟まれて、
第二十三番の札

取手市井野台薬師堂13番

中は、
こんな感じ。

取手市井野台薬師堂13番

弘法大師像の右側にあるのは、
観覚光音禅師像か。

取手市井野台薬師堂13番

というわけで…

今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市井野台地区から。

新四国相馬霊場札所
井野台 薬師堂 23番

白山に建立された諏訪山昌松寺が、
江戸時代に移った先が現在の井野台の薬師堂がある所といわれる。

現在の昌松寺は、
井野へと移っている

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