我孫子 子の権現灯籠

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我孫子地区

新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング、
今回は我孫子市我孫子地区から周辺スポット。

この我孫子地区、
4つの場所に分かれている。

その一部は、
高野山地区に隣接。

地図だと、
こんな感じ。

その我孫子地区の国道356号線沿いにある我孫子市消防本部西消防署のすぐ近くにあるのが、
子の権現灯籠。

新四国相馬霊場八十八ヶ所札所38・43番の寿延寿院からだと、
自転車で3分ほどのところにある。

前回の金八神社からも、
だいたい同じようなものだ。

気にしなければ通り過ぎてしまうであろう、
この背の高い六角中の灯籠。

歩道脇にさりげなく建っているが、
結構高さがあってスマート。

だから逆に、
見落としてしまいそうになる。

この石灯籠、
寛政十二年（1800年）のものみたいだ。

六角柱のところには、
子大権現道とある。

脇に標石らしきものが一緒にあって、
全く読めないのだが大師道道標っぽいな。

子の神大黒天は足腰の病に効験があるとの信仰がひろまり、
多くの参詣者で賑わうようになったという。

いずれにしても、
これらは寿地区にある子の神大黒天延寿院へ参詣の人々を導く道標だったんだろう。

この灯籠も、
かつての賑わいを示すものの1つ。

寿にあった、
従是子神道道標と同じだな。

今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
我孫子地区から。

札所ではなく周辺スポットということで、
我孫子市我孫子地区 子の権現灯籠でした。

まあ正直言って何てことのない灯籠ではあるのだけれど、
かつての子の神大黒天延寿院参詣の賑わいを示すものと考えればなかなか興味深いものではある。