吉田 薬師堂
新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング、
今回は取手市吉田地区から。
第11番札所、
吉田 薬師堂。
取手市埋蔵文化財センターから南、
消防分団の倉庫があるところ。
水戸街道道標
取手には水戸街道・陸前浜街道・水戸脇街道・水戸街道大廻道・国道6号が、
現存の道を含めて5本あった。
前の道の利根川方の道は、
取手市内では最も古い水戸街道。
江戸与利十里二(三?)十一丁とある、
水戸街道道標があった。
薬師堂
吉田公民館でもある、
薬師堂。
昭和五十二年(1977年)に再建されたもので、
記念碑に詳しく書かれている。
大師堂の方は、
昭和十五年(1940年)に再建されたもののようだ。
いずれも、
昭和十四年(1939年)の火災で燃えてしまったらしい。
この2基の記念碑の傍には、
享保十七年(1732年)の十五夜塔が斜めに傾きながらもある。
他にも、
文化元年(1804年)の十九夜塔や地蔵尊。
大師堂の右脇には、
昭和十五年(1940年)の時の薬師堂再建記念碑。
嘉永三年(1850年)、
日本廻国塔。
文字が全く読めないけれど、
月待塔かな?
11番
そして、
こちらが11番の大師堂。
彫刻の彩色が、
まだ残っている。
御詠歌額の文字は、
微かに読める程度。
大師堂の中には、
大師像と光音禅師像。
手前の1体は、
かなり傷んでいた。
というわけで…
今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリングは、
取手市吉田地区から。
新四国相馬霊場第11番札所がある、
吉田 薬師堂を訪ねた。
ちなみに、
大師堂の向拝は焼け残ったものを再利用しているそうだ。
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