青山 無量院 65番

青山地区無量院

我孫子市 青山地区

新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺スポットポタリング
今回は我孫子市青山地区から。

青山地区はこんなところ

青山の地名の由来は、
古代の郷名・意部(おふ)=オフ(白貝)の採取地に由来するという説がある。

正解はわからないけれど、
なかなか面白い。

青山地区 MAP

それで青山地区は
いくつかに分かれている。

地図で見ると、
こんな感じ。

その青山地区に、
新四国相馬霊場八十八ヶ所の札所は1つ

青山 無量院

今回は、
その65番札所の無量院

概要

青山地区無量院

日照山無量院の創建年代等は、
不詳。

ただ正和元年(1312年)銘の板碑室町時代作と見られる十一面観音像などから、
古くからの創始ではないかという。

本堂の前には弘法大師壱千百五十年遠忌本堂落慶法会矣とある、
平成二年(1990年)の石塔がある。

入口周り

入口には4基の地蔵と、
1基の石仏がある。

青山地区無量院

奥には、
天保十二年(1841年)の手水鉢

青山地区無量院

1番右にあるのは、
天明元年(1781年)の地蔵坐像

青山地区無量院

宝永五年(1708年)
延命地蔵

青山地区無量院

次はお顔が差し替えられているのか?
どうも不自然な感じで合成写真みたいになっている。

青山地区無量院

宝永七年(1710年)日記念仏塔で、
奉造為日記供養塔と右の方に刻まれている。

青山地区無量院

左端のものは姿が削られてしまっていて、
何だかわからない。

青山地区無量院

このお地蔵様たちの裏側は、
必見。

そこには、
如意輪塔など4基の石仏

寛文十年(1670年)、
二臂如意輪塔

青山地区無量院

天和三年(1683年)、
二臂如意輪塔

青山地区無量院

元禄十年(1697年)
大日如来像

青山地区無量院

元禄六年(1693年)
二臂如意輪観音像

青山地区無量院

参道脇

参道右手には、
相馬霊場創設者である観覚光音の石堀御影図像を納めたお堂がある。

青山地区無量院

奥に見えるのが、
石堀御影図像

青山地区無量院

手前の棒みたいなものは、
六字名号を墨書して奉納されたもの

青山地区無量院

脇には、
天保六年(1835年)の清瀧大権現の石祠

青山地区無量院

参道左の覆屋には三室あって、
1番左が天保十二年(1841年)の弘法大師地蔵頭部頭部のない石仏

青山地区無量院


真ん中は、
奉追善阿弥陀如来一躰と刻まれた来迎印阿弥陀像

青山地区無量院

右は、
正和元年(1312年)の阿弥陀三尊種子の武蔵板碑

青山地区無量院

他にも、
大正六年(1917年)文字馬頭観世音

それと、
昭和十三年(1938年)文字馬頭観世音

65番

65番大師堂は、
こんな感じ。

青山地区無量院

第六十五番の札が、
見える。

その奥には、
昭和八年(1933年)御詠歌額

中を覗かせて頂くと、
こんな感じ。

大師堂に右手1番手前は、
昭和八年(1933年)新四國大師堂再建記念塔

次に
新四國六十五番標石

側面には、
安永四年(1775年)十二月吉日 為二世安樂とある。

その奥に見えるのは、
青山大師講とある昭和十八年(1943年)のもの。

というわけで…

今回の新四国相馬霊場八十八ヶ所と周辺のスポットポタリングは、
青山地区

新四国相馬霊場65番、
日照山無量院をお届けしました。

寛文十年(1670年)・天和三年(1683年)二臂如意輪塔や、
元禄十年(1697年)大日如来像元禄六年(1693年)二臂如意輪観音像あたりは必見。

観覚光音の石堀御影図像を納めたお堂に納められた、
六字名号を墨書した木の棒も面白い。

88 & 周辺ポタリング MAP

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