柏地区
東葛印旛大師88ポタリング、
最後は旧柏地域の7回目。
前回の戸張地区と豊町地区に続いて、
柏地区。
柏地区
①長全寺 1・60番札所
②呼塚常夜燈 4番札所
※柏神社 元63番(60番)
※諏訪神社 元4番
今回のキッカケの呼塚常夜燈4番札所は、
このシリーズの1番最初に出てきている。
そして最後は、
やはりこの柏地区の2つの札所と2つの元札所。
柏諏訪神社
古老伝聞ニ寛永三年(1626年)創立開闢、
と伝わる柏諏訪神社。
鳥居をくぐった左にある手水舎の手水鉢には、
なぜか黄色いアヒルがいっぱい。
その奥には、
明治三十二年(1899年)の八幡宮石塔・阿夫利神社石塔と三峯神社。
参道右のお堂には、
待道大権現の石祠。
左塀脇には、
もうあれこれいろいろ。
元禄十二年(1699年)、
三猿庚申塔。
不明の石祠に、
文政元年(1818年)鹿嶋大神宮石塔・文化四年(1807年)准四国讃岐金比羅大権現石塔。
昭和三年(1928年)水神宮に不明の石祠、
お稲荷さんに不明の石祠。
文字庚申塔に、
文字青面金剛塔などなど。
青面金剛塔に、
道祖神。
そして、
百庚申。
結構剥離しているものや、
削られてしまっているのもの多い。
左の塀の奥まで行くと、
今度は合祀された神様が長屋に鎮座。
その間にも、
庚申塔が並ぶ。
そういえば、
柏のむかしばなし ③雉子とにわとりの標柱もあった。
柏神社
柏神社の正式名称は、
羽黒神社。
古くから天王様と呼ばれ、
山形の羽黒神社と京都の八坂神社の両神が鎮座する合祀社。
手水鉢には、
花が生けられていた。
鳥居を抜けて、
すぐ右の待道大神宮。
ここも、
こんな感じだった。
待道さまの先、
神楽殿の手前。
そこには、
合祀した神様が並ぶ。
文化元年(1804年)、
山神宮。
寛政十一年(1799年)、
荒工大権現。
寛政十一年(1799年)、
大塚大権現。
明治三十六年(1903年)、
天形星神社。
明治三十二年(1899年)、
太神社。
鳥居を抜けた左手は、
こんな感じ。
文政二年(1819年)、
成田山標柱。
宝永四年(1707年)、
何回か出てきている特徴あるタイプの青面金剛塔。
あとは、
こんな感じ。
拝殿左奥にも、
合祀したものが並ぶ。
長全寺
さて、
東葛印旛大師88ポタリングの最後は天正3年(1575)開山といわれる戸張山長全寺。
こちらとは別の駐車場に入る入口の外には、
地蔵尊。
山門入って左には、
長全寺七福神。
その奥には、
鐘楼。
その隣には、
金毘羅堂。
正面には、
仁王門。
そして、
本堂。
境内の1番左端に、
いくつかのお堂がある。
奥から、
不動堂。
そして、
大日堂。
東葛印旛大師
そして、
東葛印旛大師60番。
実際の四国八十八所霊場での第60番は、
横峰寺。
所在地:愛媛県西条市小松町石鎚甲
創建:(伝)白雉2年(651年)
開基:(伝)役小角
山号:石鈇山
院号:福智院
寺号:横峰寺
宗派:真言宗御室派
本尊:大日如来
真言:おん あびらうんけん ばざらだどばん
御詠歌:たて横に 峰や山辺に 寺建てて あまねく人を 救ふものかな
最後は、
東葛印旛大師1番。
今までで、
1番だけに1番立派なお堂かもしれない。
実際の四国八十八所霊場での第1番は、
霊山寺。
所在地:徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻
創建:伝・天平年間(729年 – 749年)
開山:伝・行基
開基:伝・聖武天皇(勅願)
山号:竺和山
院号:一乗院
寺号:霊山寺
宗派:高野山真言宗
本尊:釈迦如来
真言:のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
御詠歌:霊山の 釈迦のみ前に めぐりきて よろずの罪も 消えうせにけり
というわけで…
今回の東葛印旛大師88ポタリングは、
旧柏地域柏地区。
先ずは、
元4番諏訪神社。
続いて、
元63(60)番柏神社。
そして、
最後の最後は長全寺の1・60番。
そんなわけで、
呼塚常夜燈4番札所から始まった東葛印旛大師88ポタリング。
随分と長いシリーズとなったけれど、
今回でおしまいとなる。
東葛印旛大師88ポタリングなんだけれど、
庚申塔などの石仏や石塔などを見るのが結構楽しくなっていった。
この先も、
あちこち自転車で周ろうかと思っている。
東葛印旛大師元4・60・63番と1・60番ポタリングMAP
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