K 旧村川別荘 K4 下庭と斜面 尾形勝義 インスタレーション
さて、
第二十二回 あびこアートな散歩市 ABIKO ART WALK 2023。
今回は、
旧村川別荘。
いつものように、
ハケの道沿いの南門から入る。
2021・22年の時は、
門を入ってすぐのところにある池にも作品があったが今回はない。
階段の脇の竹林に、
作品がある。
2021年は、
竹たちは様々な色のオーガンジーを纏っていたっけ。
今回はそこに、
尾形勝義さんのインスタレーション線材意識体~Matrix:母型~。
COVID-19の感染拡大は、
線材意識体~Matrix:母型~ 説明パネル
人間同士のつながりを遮断し人間を孤立させた。
今までに感じたことのない孤独感と絶望感を味わうこととなった。
孤立化に乗じるかのようにデジタル化の波は
私たちから身体性を奪い始めているように思える。
私は空間に実態のある線を繋いでいくことで、
今ここにいる自分と空間の存在を感じ、
心身の安定を得ることができた。
アルミ線はその時々に降り注ぐ光をつかまえて煌めき、
鉄線の錆色の変化は時間の堆積を伝えてくれる。
幸いなことに、
ボクはCOVID-19感染拡大によって孤独感や絶望感を味わうことは殆ど無かった気がする。
きっと、
鈍感なんだろう。
もしくは、
以前から何かしらの孤独感や絶望感を持っていたからなのかもしれない。
もちろん、
COVID-19によるその感覚は少し異質なものではあったけれど。
この文章を借りて言うならば、
そんな時でも自転車のペダルを漕ぐことで自分と空間の存在を感じていたからかもしれない。
そして、
心身の安定を得ることができていたからかもしれない。
特に交わるわけではなかったけれど、
同じような人たちが周りにもたくさんいたからなのかもしれない。
そこには、
遮断などはなく孤立することもなかった気がする。
コメント
そんな時でも自転車のペダルを漕ぐことで自分と空間の存在を感じていたからかもしれない。
そして、
心身の安定を得ることができていたからかもしれない。
自分の感性で捉えた丁寧なコメントありがとうございました。この感じです。共感します。自分にとってのペダルが大事なんですね。この記事転載しても大丈夫でしょうか?
ありがとうございます。
記事転載ですか?
こんな駄文でよろしければどうぞどうぞ。