第21回 我孫子アートな散歩市 J 手賀沼遊歩道 野村正義

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J 手賀沼遊歩道 野村正義 山頭火と歩く〔一鉢一傘〕

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手賀沼公園から作品案内の→に従って、
手賀沼遊歩道へ。

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野村正義
山頭火と歩く〔一鉢一傘〕

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山頭火(種田 正一)は自由律俳句の俳人、
各地を放浪しながら多くの句を詠んだ。

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朝から土を拾ふ(朝の土から拾ふ?)

草木塔
行乞途上
川棚温泉

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南無観世音おんてしたたる水の一すじ

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月
香園寺慈母観音像

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水音のたえずして御仏とあり

草木塔
柿の葉
永平寺 三句

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うらうら石仏もねむそうな

旅日記
四月二十一日 谷津温泉、一郎居。
谷津温泉

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どうしようもないわたしが歩いてゐる

草木塔
鉢の子 
昭和四年も五年もまた歩きつづけるより外なかつた。
あなたこなたと九州地方を流浪したことである。

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鉦たたきよ鉦をたたいてどこにゐる

草木塔

雨乞

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岩が岩に薊咲かせている

草木塔
鉢の子
昧々居

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何が何やらみんな咲いている

草木塔
行乞途上

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春が来た水音の行けるとこまで

草木塔
旅から旅へ
長門峡

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木の芽草の芽あるきつづける

草木塔
鉢の子
昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。

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法堂あけはない明けはなれてゐる

草木塔
柿の葉
永平寺 三句

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横峯ハ雲ニカクレテ南無遍照金剛
(横峰は雲にかくれて南無大師遍照金剛)

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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やっぱり一人がよろしい雑草

草木塔
其中一人
或る友に

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草のしげるや礎石ところどころのたまり水

草木塔
柿の葉
毛越寺

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横峰ハ雲ニカクレテ南無大師遍照金剛
(横峰は雲にかくれて南無大師遍照金剛)

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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まこと山国の山ばかりなる月の

草木塔
旅から旅へ
飯田にて病む 二句

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ここまでを来し水を飲んで去る

草木塔
柿の葉
平泉

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しくるるや土をふみしめてゆく
(しぐるる土をふみしめてゆく)

草木塔
鉢の子
大浦天主堂

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朝は晴れ夕べはくもる旅から旅へ

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月
野宿いろ/\

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松風すずしく人も食べ馬も食べ

草木塔
行乞途上

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しぐるるやしぐるる山へ歩み入る

草木塔
鉢の子
昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。

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しぐるるや人のなさけに涙ぐむ

行乞記
十一月十一日 晴、時雨、――初霰、滞在、宿は同前。

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塔をめあてにまっすぐまゐる

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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雪ふる一人一人ゆく

草木塔
其中一人

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秋空ただよふ雲の一人になる

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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さて、どちらへ行かう風がふく

草木塔
旅から旅へ
長門峡

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霽れて元日の水がたたへていっぱい

其中日記
一月一日

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けふも一日風をあるいてきた

草木塔
行乞途上

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しぐるるや死なないでゐる

草木塔
鉢の子
昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。

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どうしようもないわたしが歩いてゐる

草木塔
鉢の子 
昭和四年も五年もまた歩きつづけるより外なかつた。
あなたこなたと九州地方を流浪したことである。

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庵主はお留守木魚をたたく

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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山里はひたむきに柿の赤くて

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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ほろほろほろびゆくわたしの秋

草木塔以降
昭和十四年九月~十二月

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秋風、行きたい方へ行けるところまで

草木塔
旅心

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柿が赤くなって住めば住まれる家の木として
(柿が赤くて住めば住まれる家の木として)

草木塔
雑草風景

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もりもり盛りあがる雲へあゆむ

『草木塔』以後
昭和十五年10月、山頭火辞世の一句

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梅もどき赤くして機嫌のよい目白頬白

草木塔
旅から旅へ

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投げだしてまだ陽のある脚

草木塔
鉢の子

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生えて伸びて咲いてゐる幸福

草木塔
山行水行
病みほほけて信濃より帰庵

という感じで、
手賀沼遊歩道を進むとあちこちに版画になった山頭火の句がある。

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我孫子高校のフェンスでおしまいかと思ったらまだあって、
アンダーパスを抜けて緩い坂を上るところ。

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さてどちらに行こうか風がふく
(さてどちらに行かう風がふく)

草木塔
旅から旅へ
長門峡

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生き残ったからだ掻いてゐる

草木塔
鉢の子
昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。

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こちらにも、
作品の案内板。

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