岩村守-陶による造形 ABIKO ART WALK 2023-6

abiko-art-walk-2023-j1

J 志賀直哉邸跡 庭と書斎

さて、
第二十二回 あびこアートな散歩市 ABIKO ART WALK 2023

今回は、
志賀直哉邸跡(緑雁明緑地)

書斎はクラウドファンディングで、
修復されて以前に比べると随分整備された感がある。

ここも旧村川別荘母屋竹林や池と同様、
過去2回共に様々な作品が展示されていた。

志賀直哉邸跡の作品 2021年

志賀直哉邸跡の作品 2022年

J1 志賀直哉邸書斎 岩村守-陶による造形

それで今回は、
志賀直哉邸書斎に展示された岩村守さんの陶による造形

昭和9年生まれ。
幼少期より我孫子に在住。
父である岩村福之とともに我孫子窯を築き作陶。
福之の伝統工芸的作品に対し、
自身独自の「陶彫作品」「陶造作品」を制作してきた。

岩村守-陶による造形 説明パネル

ハケの道脇にある志賀直哉邸跡への石段、
その横のスロープを自転車を押して上がる。

書斎に、
作品が展示されているのが見える。

abiko-art-walk-2023-j1

岩村守さんのお父上である岩村福之さんは、
陶芸家河村蜻山のお弟子さんだった。

abiko-art-walk-2023-j1

河村蜻山さんは、
京都からあの三樹荘跡深草窯を移している。

abiko-art-walk-2023-j1

やがて河村蜻山さんが北鎌倉に去った後、
岩村福之さんはお住いの白山の地に登り窯を築窯。

abiko-art-walk-2023-j1

岩村守さんは、
そこで今も作陶活動を続けているようだ。

abiko-art-walk-2023-j1

この書斎にこの作品が合うのか?と言えば、
旧村川別荘の母屋の邪鬼とは違って違和感がある。

でも、
違和感は違和感で実はまた良いのである。

津田尚石-林

書斎の床の間には、
掛け軸が。

津田尚石さんという方の
出品作品というわけではなさそうだ。

ただ、
説明パネルがある。

津田 尚石
(1933(昭和8)年~)
本名 尚。東京都生まれ。
1973(昭和48)年我孫子書道連盟結成メンバー。
その後同連盟の要職を歴任。
1988(昭和63)年、
我孫子志賀直哉書斎を我孫子市に寄付。
1992年(平成4)年千葉書作家連盟設立参画し、
要職を歴任。

師:吉野青雨

津田尚石 説明パネル

こちらも併せてどうぞ

コメント

タイトルとURLをコピーしました