旧村川別荘の母屋へ
門をくぐると、
すぐ右手に細長い階段がある。
階段を上がっていくと、
左手の竹林の向こうに母屋が見えてくる。
途中で左にカーブしている階段を上りきると、
母屋が建つ庭に出る。
外からも作品が見られるが、
母屋の中に入って見ることができる。
旧我孫子宿の本陣離れを移築したこの母屋、
裏にまわると玄関があってそこから中に入る。
旧村川別荘の母屋 M1 沼尻昭子 Wood Work
母屋の玄関を入ると、
木綿のようなものが敷かれておりその上に木の柱のようなものが置かれている。
沼尻昭子
Wood Work
ヒバでできたその作品は、
1980年の作品で昨年の東京ビエンナーレに出品されたものみたいだ。
木綿のようなものは市木木綿で、
三重県南牟婁郡御浜町で明治時代に始まった織物だ。
古い建物の中の畳の上に置かれているからだろうか、
木綿もその上の作品もこの場所にとても馴染んでいて尚且つ存在感がある。
障子から差し込む柔らかい光、
外に見える竹林とこの作品が創り出す景色はなかなかステキだった。
旧村川別荘の母屋 M1 沼尻昭子 Things for away —彼方にあるもの
もう1つ
沼尻昭子作品。
沼尻昭子
Things for away —彼方にあるもの
前回、
この部屋にいくつか展示されていたものにもこういう感じのものがあった。
短い展示期間
M1 母屋 島 久幸 / 沼尻 昭子
5/24[火]ー5/29[日] 9:00-16:00
M2 母屋 田居 九江 / 松岡 信夫
5/31[火]ー6/5[日] 9:00-16:00
M3 母屋 野村 正義 / 石川美穂子
6/7[火]ー6/12[日] 9:00-16:00
という感じで、
それぞれの作品展示期間が短いのは昨年同様。
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