庭園を歩くだけでも良いところなので、
訪れても館内に入らないことも多い。
以前入ったのは、
夏のことだ。
杉村楚人冠記念館内
玄関を入ると、
左手に受付がある。
入場券を購入して、
靴を脱いで中に入る。
サロン
最初の部屋は、
サロンだ。
ジャーナリズム関連書を中心とした蔵書が、
数多く収められている。
窓側にある本棚は、
建て付け。
建物ができたあとで、
大工佐藤鷹蔵につくらせたもの。
廊下~展示室
昔は手賀沼を見下ろせたであろう廊下をわたり、
居室として使われていた和室と茶の間を利用した展示室へ。
和室
ここの和室は楚人冠が居室、
寝室として使っていた。
また、
茶室としても使えるように茶釜用の炉がきられている。
押し入れには、
建て付けの箪笥。
関東大震災で次男と三男を失ったからだろう、
地震対策があちこちにある。
以前映画『MIRACLEデビクロくんの恋と魔法』という、
相葉雅紀主演の映画のロケがここで行われたことがあるようだ。
書斎
母屋に接続する形で、
後から増築された二階建ての建物の一階部分が書斎になっている。
非公開の二階は、
楚人冠自身や家族の寝室・居室として使われていたようだ。
というわけで…
ある意味個人にスポットをあてた記念館だから、
趣味性の強いものなのかもしれない。
それでも楚人冠を知っている・知らないはさて置いても、
結構楽しめる場所だと思う。
杉村楚人冠記念館情報
開館時間:午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が休日の場合は直後の平日)+12月29日から1月3日
入館料:一般300円/高校生・大学生200円 ※団体20人以上2割引 ※中学生以下無料
※鳥の博物館、白樺文学館、杉村楚人冠記念館、3館共通券あり
一般500円、高校生・大学生400円(一人各館1回利用。個人のみ。)
※白樺文学館、杉村楚人冠記念館 2館共通年間パスポートあり(2,000円)
MAP
杉村楚人冠記念館 - Google マイマップ
杉村楚人冠記念館
コメント