喜屋武貞男 – レインボウバリエーション
ゲートスポットには、
石坂孝雄氏の『卓上のおかしな奴ら』と共にもう1つ作品が展示されている。
それが喜屋武貞男氏の、
『レインボウバリエーション』という作品だ。
タイトル通りに虹のようにカラフルな作品で、
さまざまな色とをした断片が組み合わさって1つの形をつくっている。
その姿はキノコのようでもあり、
FIFAワールドカップのトロフィーのようでもあると思うのはボクだけだろうか?
組み立てるパズルだったら結構難しそうだけど、
これの小っちゃい版のパズルが実際にあったら楽しそうだ(実際既にあったりして…ないか)。
他でも見た喜屋武貞男氏の作品
そういえばこの方の作品を、
他で見たことがあった。
柏駅の近く、
日立台のレイソルの試合を見に行く時に通るマクドナルドの手前の細い道に入る前だ。
いわゆるレイソルロードの両側に作品があって、
よく見ると平仮名の『かしわ』の文字をひねっている。
知らなかった方は、
今度通ったら見てほしい。
そうそうもう1つは柏ふるさと公園の近く、
蕎麦屋『竹やぶ』の隣にある宮前緑地。
ここに『〇〇〇』という作品があって、
たまたま以前に写真にも納めていた。
偶然とはいえ、
なかなか面白い巡り合わせだな。
虹は42度の角度にある水滴の反射
ところでこの作品のタイトルのレインボウは、
雨の後に空に架かる虹のレインボウとは違うのかな?
虹は普通半円を描いているけど、
この作品は全く違う形をしている。
それがレインボウバリエーションの1つということなんだろうか?
といつものように考えても正解はやはりいつものようにわからない。
ちなみに半円=アーチ型に虹が見えるのは何故なんだろう?
って昔調べたことがある。
確か空気中にある水滴は、
太陽の光に当たると42度の角度で反射して虹色に分かれるんだそうだ。
つまり、
人が見える光を反射させているのは42度にある水滴だけなのだ。
人の目に対して太陽から42度にある水滴が、
ちょうどアーチ型の位置にある水滴なんだね。
もちろん水滴はその場に止まっているわけではないから落ちてしまうわけで、
だから虹が見えても少し経つと薄くなって消えちゃうんだね。
本当はアーチ型ではなくて丸なんだけど、
下半分は地面で水滴が存在しないから半円になるということだ。
だから滝などでは丸い虹が見られることがあるって聞いたことがあるが、
今のところ見た経験はない。
ちょっと見てみたい気もするが、
こんな形の虹が蒼空に出現したらそれこそ絶対に見てみたい。
というわけで…
今回は、
喜屋武貞男氏の『レインボウバリエーション』でした。
思うに、
ボクは作品を見ると何か違うことを考えることに気付いた。
でもまあそれも1つの見方だと、
思うことにしたい。
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