再び植野智子作品
志賀直哉邸跡の奥の方、
書斎の脇には旧村川別荘に続いて再び植野智子氏の作品がある。
こちらの方が、
旧村川別荘の作品よりも大きい。
タイトルは
『時間の環-中と外と』。
三か所に環がつくられていて、
花弁の色がそれぞれ違う。
渡辺真知子の唄に『迷い道』という曲があったが、
あの唄の最初の歌詞『♫現在、過去、未来♫』が突然頭の中で鳴り出した。
でもこの場所はいつも鳥たちの声がよく聴こえるところなので、
すぐに唄は鳴り終わった。
別の日に行ってみたら、
1番奥の花弁の色が変わっていた。
最初に見た時は白だったが、
次に見た時はキレイな水色だった。
どうやら白の上に更に水色を重ねたみたいなのだが、
作者の方があとからまた色を付けたのだろうか?
あといくつかの作品が倒れていたり、
花弁の部分だけが落ちていたりしたのも元に戻っていた。
環の中には別の時間が流れていて、
色が変わったり再生したりするのかもしれない。
旧村川別荘の方は池の周辺にあったが、
ここはまた雰囲気が全然違う。
落ち葉が作品に色どりを添えているのが、
なかなかキレイで良い感じだ。
ということで…
今回の『我孫子アートな散歩市』は、
K2 – 植野智子 – 時間の環-中と外と。
また花弁の色が変わっていたら、
面白いかもしれない。
あと作品がまた倒れたり落ちたりしないと良いなと思うが、
自然にそうなったのならそれはそれで良いのかもしれない。
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我孫子アートな散歩市2021
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