
水の館

先日フライングで少しだけ紹介した、
『我孫子アートな散歩市』が5/8(土)から始まっている。
先日は始まる前に3つの作品を見つけたが、
それも含めて早速自転車で廻ってきた。

まずスタートは『水の館』へ。
水の館1Fはあびこ農産物直売所あびこんと水の館レストラン旬菜厨房米舞亭、
そして手賀沼ステーションがある。
手賀沼ステーション

いきなり脇道の逸れるが、
この手賀沼ステーションでは手賀沼に暮らす鳥や魚や植物といった生き物についてのパネルや水槽などが展示がされている。

その中でも、
バードカービングはひときわ目を惹くが『我孫子アートな散歩市』とは関係ない。

関係はないが、
これもある意味のアートだと思うんだけどなあ。

ちなみにバードカービングは、
1800年頃にアメリカでカモ猟のおとりとして鳥の木型が使われていたのが始まり。

その後1940年頃にはおとりとしての実用品から、
野鳥の姿がリアルに彫刻された工芸品が作られバードカービングという言葉が誕生。

ここに展示されているバードカービングは、
我孫子市在住の日本バードカービング協会会長の内田春雄氏の手によるもの。

まるで本物のように精巧につくられた木の鳥たちは、
今にも動き出しそうなリアルさ。

外に出ればすぐに本物も見られるのだが、
これはこれで見ていて楽しい。
手賀沼学習コーナー

2Fは手賀沼学習コーナー、
めくりアルバムで手賀沼の成り立ちや水質の経緯といった歴史や我孫子市の文化を学べるようになっている。
奥には我孫子で出土した土器のレプリカが置かれている、
土器コーナーなんかもあって案外ここも楽しい。
我孫子高校美術部展

そして3Fにはプラネタリウムがあるのだが、
土・日・祝だけの上映だ。
このプラネタリウムのところに、
Q2(散歩市のアーティスト番号みたいなもの)我孫子高校美術部展。

3作品の予定みたいだけれど、
1作品は制作中で18日には完成するみたいだ。

これが作品そのものだったら、
それはそれでちょっと面白いんだけどそんなことはないんだろう。
2作品のうちの1つが、
美術部共同制作の『シーラカンス』。

鱗の部分は缶かな?
全部ペインティングし切らずに元のまま残しているところが良い。

もう1つが、
令和二年度卒業生の村石しずく氏『愛染』。

階段を上がってきてその姿を最初に捉えた時は少しドキッとしたが、
もう1度足を運んで実際にまた見たいと思わせる何かがある作品だ。
なんだろう?
何かが像から溢れ出ている感じは。
人からのそれとは違う何かが、
この像から零れ落ちていく。
たまたまなのか?敢えてなのか?この2作品はどちらも青が印象的だけど、
残る1作品は果たしてどうなんだろう?青がメインの作品だったりしてと期待してしまう。
展望室

3Fから更に階段を上がると展望室があって、
360度景色が楽しめる。
というわけで…
何だか『我孫子アートな散歩市』というよりも、
水の館紹介みたいになってしまったけれどまあそれはそれで。
こんな感じで続いていきますが、
次も是非ご覧下さい。
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